アングラーや遊漁船のノウハウはもちろん、メーカーのデータ蓄積も相まって急速に進化を続けてきた「マグロ釣り」。
おそらく、国内外においてマグロ類は私達が狙える魚の中で最大、最強のターゲットといえるでしょう。
それに立ち向かい、夢を叶えようとするアングラーに対し、私達リップルフィッシャーは何ができるのか?-アングラーが求めるその先とは何か?-と日々問いながら「BIG-TUNA」というモデルに向き合い、トライ&エラーを繰り返してきました。
それは常に新たな挑戦であり、ロッドメーカーとして大きな進歩をもたらしてくれました。
その中で、「BIG-TUNA」が担うべき役割と目指すべき未来は、変わりゆく状況でも常にアングラーに影響を与え続けることのできるシリーズであることです。
2024年に追加される3機種は、その思いを形にしたリップルフィッシャーからの提案です。
BIG TUNA 70 JAPAN Special / POWER CLASS
BIG TUNA 710RT JAPAN Special / HEAVY CLASS
BIG TUNA 86 JAPAN Special / HEAVY CLASS
近年、超大型マグロが日本海側を中心に広く狙える状況に変わり、ストレートポンピングやPE14号以上の超太ラインを使用するスタイルが検討されています。
BIG-TUNA-70はその状況の中で、タックルを強化すれば際限なく大物が狙えるようになるのか、という問いへのリップルフィッシャーのアンサーです。
710RTと86は、旧モデル710と85を再設計した「リチューン(Retuned)モデル」です。「BIG-TUNA」の礎を築いた710や85が世に出て十数年が経ち、これからも変わりゆくマグロを取り巻く状況を見据え、現在、そしてこれからの状況に対応させるべく最適化させました。
ただ「曲げやすくなった」や「遠投できるようになった」といったシンプルな性能のみに囚われることなく、特性の異なるカーボンシートを重ね合わせることにより、極限の状態でこそ耐えしのぎ浮かせるための復元力、潜在する強靭なバットパワーをより発揮させやすいテーパーデザインへと大きく変貌を遂げました。2024年、新たなラインナップと共に進化したBIG TUNAシリーズにご期待ください。
※76は「いなし重視」にカテゴライズされますが、超大型マグロを狙うモデルの為、体格・体力によっては「浮かせ重視」と同等のロッドパワーがございますので予めご了承ください。